独身女性の奇行~猫を添えて~

冴えない独身アラサー女性。一生猫の下僕であることを誓う。

昔行った、大阪・京都旅行一日目

時は遡り2019年3月。

友人梅ちゃんと3泊4日の大阪・京都旅行に行ってきました~!

めちゃくちゃ楽しかった~という思い出!

 

飛行機はピーチ航空さんをご利用。格安だった記憶はありますがいくらだったか忘れちゃいました^^

私は常日頃、善良であるよう心掛けて生きています。

しかし空港のあの金属探知機のようなゲートをくぐるとき緊張してしまいます。

スパイ容疑かけられたらどうしようって。何事もなく飛行機乗れましたが^^

大阪の空港に着いたのが16時30分頃です。

ついたらすぐさま兄にLINE^^

地元の雰囲気死んどる空港とは大違いやね~!

素敵な空港を出て、まずはホテルに向かいました。

3日の連泊でもかなりお安かったと思いますがまたもやいくらだったか忘れちゃいましたが、守銭奴の私が安かったというのだからかなり安かったと思います!

そのホテルがこちら!!

HOTEL ORIENTAL EXPRESS OSAKA SINSAIBASHI~!!

このホテルかなりキレイで、受付の方々も優しくて素敵なホテルでした。

しかしそんなことを物ともしないアホな私は、ルームキーとなるカードをもらい、エレベーターにそのカードをかざさないとエレベーターが動かないことを知らずに「え!?う、動かないよ梅ちゃん!!閉じ込められちゃったかもしれ…出れる!出れはする!でも3階まで行かせてくれない!!入室…拒否…?」と涙目。

私はすぐさま受付に泣きつき、「3階にいけません…」というのでした。

受付のお兄さんが一瞬「まじか…」という顔をしたのを見逃しませんでした。

しかしお兄さんはすぐに笑顔を見せ、「エレベーターにそちらのカードキーをかざしてください」と、まるで幼女に諭すかのように教えてくださったんです。

ここで幼女妖怪猫野いりこが爆誕したんですね。

そんなこんなで無事に部屋に入れましたとさ!

そんなこんなのなんだかんだのすったもんだで、すでに夜の18時を回っていたので晩御飯を食べに街に繰り出すぜ!

とりあえずお外を歩くと、たこ焼きやさんがいっぱい!

絶対にたこ焼きも食べたいので、お食事処に行く前に小腹を満たします。

かなりの混雑で、結局この写真じゃないところのたこ焼き食べた記憶があります(笑)

 

たこ焼きを立ち食いしたあとは梅ちゃんと事前に話し合った結果、心斎橋にある「おかる」という有名なお好み焼き屋さんに行ってきました。

かなりの行列。並んでいると少し日本語が話せる外国人の女性がお店を指さし、「〇〇?」と聞いてきました。

なんと言っていたか忘れてしまいましたが、おそらくどこかのお店の名前で、ここがそうなのかと聞きたいようでした。

しかしこの店の名前は「おかる」。明らかに女性が言っている名前ではないので、「NO、おかる!お、か、る」と店の名前を一つずつ指さしながら答えました。

彼女は一度は納得し、どこかへ行きましたがまた戻ってきて同じことを聞いてきます。

「Oh…。ココ…is、おかる。お好み焼き!」

私にはそう言うことしかできませんでした。彼女も困惑しています。

慣れない土地で一生懸命行きたいお店を探してきたに違いありません。

でもここのお店は「おかる」なんです。

私が何度も「おかる」という度、彼女は「何故なんだ、何を言っているんだお前は」という顔をしてきます。

私は泣きそうになりました。

何故って、私が言いたい。

私はここが「おかる」というお店って事しか知らないんだ!私もまた観光客なんだ!

そして私の返答に納得ができないなら何故他のお客に聞かないんだ!?私の真後ろにずらーっとたくさん人がいるんだぞ!?

一体…彼女は一体なぜ私に固執するのか…!

結局彼女はおかるの行列に並ぶことなく去っていきました。

彼女が目的のお店にたどり着けたかは神と彼女飲み知る。

入店までにひと悶着ありましたがなんとか入店成功。店内大盛況。

ここで初めて現地の大阪弁を聞いて感動したことを覚えています。

大阪人って実在するんだ!って。

それはまるで「芸能人って実在するんだ!」と目を輝かせる子供のよう。

お好み焼きにマヨネーズアートも書いてもらい気分上々↑↑

しかしまだ行きたいところがあったのでお好み焼き一枚ずつで我慢!

 

さてお次は兄におすすめされた串カツで有名なだるまへ行ってきました!

ほ、ホンマに二度漬け禁止って説明されました!すっげー!

しかもおいしい!

しかしこの時点でかなりお腹いっぱい!

これ以上はもう食えん…ということで腹ごなしにお次はあの方たちに会いに行きますよ…!

それがこいつと、こいつだー!

そう、グリコのおっさんと食い倒れのおっさんですね。

まずはグリコ。ここも人がいっぱい!こういうのが観光の醍醐味ですね!

色んな言語が飛び交う中、さて私達も記念写真撮りますか!と思っていたところにまた話しかけられました。

「Hi、ピクチャー、OK?」

写真を撮ってくれということね!私は元気な大きな声で「OK!」と言いました。

しかしスマホを渡されて、ふと思うのです。

私が「はい、チーズ!」と言って彼らに通じるのか…?

相手はまたまた外国人。おそらく韓国系。

彼らは一体どんな掛け声で写真撮ってるんだ!?

やだ怖い!どうすればいいの!!

迷った私は、「スリー、ツー、ワン、GO!!」と言って連写することしかできないのでした。

今なら言える、せめて最後はゼロであれって。GO!って言われてどこに行けというのか。

私は自分の無力さをごまかすため、「ピクチャーOK!イエーイ!」と言うことしかできないのでした。

彼らは笑顔でした。

そして「センキュー。ピクチャー?」と私を指さし、「お前も撮ってやろうか?」と言ってくれたのです。

「わあ!サンキュー!」と言って撮ってもらった写真がこちら。

本当にありがとう。

サンキュー!といって彼らと笑顔でお別れをし、去り際にふと振り返って彼らを見るとなんと別の人に写真を頼んでいるではありませんか。

私が撮った写真、そんなに気に食わなかった…?

この日から私の英語力は変わっていませんが、カメラの性能はかなり上がっています。

もし次写真を撮ってくれと頼まれたら、掛け声は「スリー、ツー、ワン、ゼロ!」のカウントダウン方式でいきたいと思います。

もう「GO!」なんて言って相手をどこかに行かせようとしません。

だからせめて、私がいなくなってから他の誰かに撮り直しの依頼をしてください。

悲しみの戎橋(えびすばし)でした。

 

…さて、涙を拭って次は食い倒れさんに会いに行こっか!

 

この隣がお土産やさんだったと思います。

写真撮る前にお土産買ったので黄色い袋持ってますね。

ここで各所に配るお土産買ったと思います。

ちなみに母に買ったお土産の缶がこちら。中身はプリン。中に3個くらい入ってて、食い倒れ人形が被っている帽子の小さいバージョンも3個入っていたので、いまはUSJで買ったヘドウィグに被せてます。

で、ここで自分用に紅しょうがのチップスみたいなのを買ったんですよね。お店のお兄さんと仲良くなって「おすすめだよ!ここにしか売ってないよ!」って言われて、まんまと買ったのはいいものの。

地元に戻ってしばらくしてビレバン行ったら、売ってた、紅ショウガチップス。

私はあのお兄さんのことを一生忘れないだろう。

おしゃべりでメガネをかけたちょっと小太りの笑顔が素敵なお兄さんでした。

もし食い倒れ人形がいるところのすぐ隣のお土産屋さんで彼を見かけたら、紅ショウガチップス鼻にねじ込んでやってください。北海道からの観光客の恨みだって。

 

北海道のビレバンにも紅ショウガチップス売ってるなんて夢にも思わない私はお土産買ってご満悦、ホテルに戻ります。

この日は遅くに大阪に到着したので大阪の晩御飯を楽しんで終了。

初の連泊旅行で緊張していたので早々に就寝。

 

翌日は丸一日USJです。

つづく。