独身女性の奇行~猫を添えて~

冴えない独身アラサー女性。一生猫の下僕であることを誓う。

エステの勉強会終了

昨日、エステの勉強会行ってきました!

結果として、この道には進まないかな。

Oh~!Sorryね~!折角教えてもらったのに~!

 

今働いているスーパー内のアパレル・雑貨のスペースの一角に、エステも出そうかという話がコロナ大流行前から出ていたそうな。

しかし結局コロナでエステ出せず、今も検討中のままらしいです。

エステを出そうとしているのはスーパーとは別の会社で、本社も別の市にあり、全国展開している大きなエステサロン。

そこのスキンケア商品をうちの雑貨屋でも扱っていることから、そのサロンの人と話す機会があり、「エステに興味あるなら勉強会来てみない?」というお誘いいただいたのでした。

そして昨日!行ってきましたよー!

 

何故かすでに働く感じで話進んでました。

 

ええ!?何故なのよ!?

自分の耳を疑いましたし、同じ日本語だけど意味は違うのかもしれないと思いながら話を聞いていく。

「あなたなら若いし元気あるし大丈夫。じゃあ最初に歩合の話するわね」

き、聞き間違いじゃない…だと…!?歩合!?

どんどん働く方向で話が進んでいき、話を遮ることも出来ずにあっぷあっぷする私。

あんなにあっぷあっぷするのは腹を空かせた鯉か溺れている人か困ってる私くらいですね。

ある程度話を聞いたところで向こうが一息ついたので私のターン!ドロー!ハローワークを召喚!

「私今月いっぱいで今のところやめるんですよぉ。それで失業保険もらう感じなので、こういう勉強会も就活扱いになるかもわからないんでぇ…」

すかさず相手のターン!デッキから一枚引き、手札から”暗黙の了解”をセット!

「この勉強会に給料は発生しないから大丈夫だと思うよ。もしダメだってなっても…ね、内緒でさ☆」

次回 猫野いりこ死す

 

おっふ…となりながら話を続けられる。

こ、こいつやるな…!さすが、話の流れを掴んで離さない!

そのままスキンケアについてさらーっと話を聞いていく。

大体知っている内容ばかりだったのでムーディー勝山よりも更に右から左へ受け流す。

しかしお得意の「私何歳に見える?」攻撃発動!!

ぐわ~~~~~~!!!

いりこに1000のダメージ!

しかし上手いこと自ら年齢を言わせることに成功!

そして「ええ!?見えない!自社製品で美しさを体現してるんですね!」と言っておきました。確かにお肌キレイ!

 

そしてやっとハンドマッサージ体験!の前に、「このカルテをお客様に書いてもらって、どういうお悩みがあるか聞いてから施術するの。試しに今日はお客さん役だから書いてみてくれる?」と、自然な流れで個人情報抜き取られる。

ぐわ~~~~~~!!

こ、この人うまい…!かなり自然に、しかし断られないようにこちらの情報を抜き取り退路を断たせている…!

これがこの人の実力…!気を抜くな私…!気を抜いたら一瞬でやられるぞ!!

(へ、へーん!住所書いたけど私引っ越すもんねー!その情報当てにならないからねー!)と、心の中でささやかな抵抗。

カルテには体調や肌悩み、普段の食生活なども聞く項目があり、もちろんそれも聞かれました。

「お食事は?普段どうされてる?」

「朝はプロテインだけですね。昼にがっつり。夜は食べないです」

「ええ!?食べないの!?なのに…身体はそこまでじゃないね

(!?)い、いや~…はは、これでもかなり痩せたほうなんですよ。前はもっと太ってたんで」

「あらそうなの。でも朝はちゃんと食べないと。口をもぐもぐって動かして、そうして脳も働いてくるから。でもプロテイン飲んでるのね。それは栄養的な感じで?」

「ええ、まあ…。タンパク質や栄養不足なのは自覚してるもんで…」

「あのね!」

「(ビクッ!)」

栄養はね、プロテインもいいんだけどうちの商品でもサプリとか栄養補助食品あってね!さっき見せた冊子に載ってて…。これ!このサプリとこのサプリがおすすめでね…うんたらかんたら」

 

…クソ!!

またこの人のペースだ!何を言っても自社製品に繋げてくる…!

そのうち、うちの猫の話しても自社製品に繋げてくるぞ…!

もうこの人怖い!

 

やっとハンドマッサージ体験。

手と手が触れ合った瞬間、「あら~!ふかふかな手!もちもちじゃな~い!これくらい肉厚な手の方がマッサージに向いてるのよ~!」と、私のデブいじりが止まりません。

殺すぞ^^

肝心のマッサージは…成る程成る程。

これは以前、介護の初任者研修の訓練学校行ってた時に授業の一環でやっていたのとほとんど同じでした。この介護の訓練学校の話もいつかきちんと書きたいです。

それから、うちの母上も以前はエステティシャンだったのでたまにマッサージしてもらってたので、これは私もお手の物。

施術交代して、私がマッサージすると「あら、うまいわね。何かやってた?」と褒められちゃった^^イェイ!

 

マッサージも終わりまた軽く話を聞いていると衝撃の内容が。

「こういうお勉強するの本来はすっごくお金かかるんだけど、うちはそれは無料で勉強できるから。かかるのは材料費くらいかな。うちは結構お値段が張るものもあるけど、最初はマッサージクリームとかお手軽なものから始めてさ」

「(…材料費?)あの、材料費とはもしかして…お客様のマッサージ施術に必要なクリームやスキンケア用品は自分で購入してマッサージするということでしょうか…?」

「そう^^」

 

⚆_⚆!?

そう!?そうなの!?

ここで私は「あ、無理だな」と思ったのでした。

これから無職になるのに5000円以上するもの実費は無理^^

 

勉強会は終わり、「次回はいつにする?」と聞かれましたが、「ハローワークに勉強会のこと確認してからこちらからご連絡いたします~^^」と言っておきました。

 

総評:かなり恐怖を感じた。