独身女性の奇行~猫を添えて~

冴えない独身アラサー女性。一生猫の下僕であることを誓う。

職業訓練学校【ビジネスワーク科】

2回目の職業訓練は【ビジネスワーク科】に行きました。

介護基礎科Ⅱの職業訓練を卒業して、なんだかんだ介護福祉士を取得するまで働きましたが腰痛悪化で介護職を断念。

完全なヘルニアと診断された訳ではなかったですが、就寝時腰が痛くて寝返りも打てない、うんこするとき腰が痛くて踏ん張れず便秘気味になる、立ち上がるときに激痛などもうしんどかった!

ほんと、うんこする時が一番切なかったし逆に面白かった。私うんこ踏ん張れないんだって。

そんなこんなで介護職は断念したものの、腰痛を考えて次は体を使う仕事ではなく事務系などの座れる仕事がいいなと思い、ビジネスワーク科に行くことにしたのでした。

 

ビジネスワーク科で取れる資格は

など。こちらもハロートレーニング情報に載っています。

訓練期間は6カ月!こちらの学校生活もめちゃくちゃ楽しかったです!

 

まずは座学の座席から。

左右半分に分かれていて、半分が前期生、半分が私がいる今期生。

3か月経つと前期生は卒業し、その席に次期生が入ってきて3か月被るという感じです。

簿記の座学の勉強はこちらの教室で行っていました。

各種保険請求の勉強や、簿記の勉強(貸借対照表B/S、損益計算書P/L)などの資格試験に出てくる筆記試験の内容を勉強しました。

先生がかなり面白い人で、しかもわかりやすく教えてくれるので座学がすごく楽しかった!

HR前にみんなでラジオ体操から始まり、座学もただ教えるだけじゃなく雑学だとかも交えてくれるおじいちゃん先生でした。

おじいちゃん、お元気かな…。もう年だから辞めたいって言ってたけど辞められたかな…^^

 

実際にPCで仕分けするときはPCルームへ移動します。

そこでは先生が変わってかなり真面目な先生で鈴木史朗アナウンサーに似てます。

ここでは簿記の資格試験のPC実技と、ワープロ検定表計算技師、PowerPointなどについて学びます。

この頃私は自分のPCを持っていなかったのでかなり楽しかったです。

機械音痴でしたし、家族もPCに触らない人達だったので、この頃は私がPCに触ってしまうと何らかのエラーで爆発してしまうんじゃないかと本気で思っていました^^

しかしやってみると、あら楽しい!爆発もしない!

学校を卒業して少ししてからPC買いました^^

ある程度基礎を学んだら、資格試験があるものはそれ以降自分で教科書や問題集見ながら繰り返し実践あるのみ。わからない所を先生に聞くくらいです。

面白かった授業はPowerPointを使った資料作成です。

課題のお菓子が書かれたくじを引いて、そのお菓子の資料作成をPowerPointで作りました。

私はミルクアイスだったんですけど、生産終了したアイスでかなり情報が少なかったので、仕方ないので牛を動かしておきました。

スライドしても牛が出てきては消え、点滅してはアップになる。

書くことがないと手の施しようがないのです。

その点いいよな、トッポに当たった人は…色んな味出てるし…最後までチョコたっぷりだし…と拗ねたりもしましたが、試験ではないので良し。

出来上がったスライドをみんなで見て回りました^^

PC授業も楽しかったです!

 

この学校内にはもう一つ訓練クラスがあって、隣の教室は【建設荷役車両運転科】でした。

こちらも6カ月。おそらくシステム的にはビジネスワーク科と一緒でしょう。

授業の合間の休憩時間はそれぞれの教室からタバコ休憩やトイレ行く人で廊下が賑わいます。

お昼休憩は教室で食べる人、車内で食べる人の他にお弁当食べる食堂があって、私は仲良くなった人たちと食堂で食べてました。

そこで毎度出会う建築クラスの男性がいて、席が私の真向かいですっかり顔なじみに。

ある日、登校前に学校近くのコンビニに行くとその男性とばったり。

食堂では挨拶もしたことはなかったですが、どちらともなく挨拶。

「おはようございます。今日のお昼ごはんですか?」

「あ、そうです。いつも食堂で会うのに話すのは初めてですね」

「そうですね、うふふ」

「ビジネスワーク科ですよね?俺、建築の方なんですよ。高橋(仮名)です」

「猫野です。よろしくお願いします、うふふ」

と、遅ればせながら青春満喫。

この頃はまだ猫かぶってたので、清楚系の奥ゆかしい感じを装ってました^^

各々の車で学校に到着し、私が停めた隣に向こうの車も停めてきて…///

もちろんそのまま一緒に学校内へ入っていきました///

「いいな~ビジネスワーク科。俺も本当はそっちがよかったんですよ」

「そうなんですか?どうしてそっちに?」

「俺がハロワ行ったときはもうこっちの募集しかなくて。そっちの募集まで待てばよかったな~」

「もしこっち来てたら、名前順だと私達席前後だったかもしれませんね」

「そうかも!そっち行きたかったー!!」

 

めっちゃ青春じゃない?

な、なによ///私と一緒に授業受けたかったってこと!?///

授業中こっそりその広い背中に指で文字書いたろか?///

「おい授業中に悪戯すんのやめろよ~!」

「え~?何もしてませんけど~?」

「こいつぅ~!」

「うふふ」

「あはは」

「ヒューヒュー!あついねお二人さん!」(ヤジ)

 

こういう青春が巻き起こってた可能性大ってこと!?

もう…困ったもんだわ。

実際はそんなラブシーンは一切なかったですけどね。

むしろ、前期生の一番気が強そうな女性が高橋さん(仮名)のこと好きっぽくて、一緒にいたとこ見られて睨まれました^^

以降、休憩時間などに廊下で高橋さん(仮名)が私に話かけてこようとするとその女性が高橋さん(仮名)をかっさらっていくのでした。

まさか、青春だけじゃなくちょっとした修羅場も体験できるなんて…職業訓練学校、おもしれーじゃねーの!

 

かなり面白かったのでいうと、ビジネスワーク科と建築科合同の避難訓練でした。

私は高橋さん(仮名)くらいしか知らないし、顔を覚えるほどしっかり見てなかったんですが…誰もが目を奪われてく、面白い男性がいたんですよ…!

そう、杉ちゃんです。

杉ちゃんと同じ格好した人がいました。

さすがにジーンズの短パンははいてなかったですが、袖を引きちぎられたワイルドデニムジャケット(Gジャン)に、ワイルドダメージジーンズ。

お顔はプロレスラーの大仁田厚さん似。

つまり杉ちゃんのコスプレをしている大仁田厚さんのような一般人。

一体どういうことなの…?

その言葉が頭のなかをぐるぐる駆け巡っている。

そんな人が私の隣に並んでいる事実。

ふと隣を見つめると杉ちゃんのコスプレしている大仁田厚

ダメ、笑っちゃいけない。

そう思えば思う程、今の状態が面白く思える。

身体が震える。

下手をするとサンダーファイヤーパワーボムされちゃう。

 

全然避難訓練の話聞けず。

もし有事の際は私だけ逃げ遅れていたことでしょう。

無事に卒業出来て良かったです。

いい思い出ばかりの職業訓練

もし退職されたり、転職考えていらっしゃる方いたら、どうでしょう一度職業訓練学校いかれてみるのは。

折角雇用保険払ってるのだから、一度いってみるといいかもしれません。

猫野いりこでした。