私はこの本を人生の聖書(バイブル)にしたい。
【年収90万でハッピーライフ】
本の感想ってどこまで内容に触れていいんだろう?
もうね、この生活、憧れる。
これが私の生きる道ってくらい、パフィーかってくらいこの本最高。
何度読み返したかわかりません。
今は物価も高いし不景気だし、この本と同様の月7万で暮らすというのは難しいと思う。
うちにはおニャン子クラブもいるしね。
なんならおにゃんこの方が私より単価高いもの食べてるしね。
車もあるから作者より余計な維持費がかかってるし。
でも憧れるな~。
猫のことに関しては手を抜かないし、お金を惜しまない。
だからこそ、自分の無駄をなくすいい機会でもあります。
そしていかに過去の自分が見栄っ張りだったか、反省。
まず一番に悔やまれるのが、部屋の選び方。
当時、介護職の正社員として、給料手取りで17万くらいでした。
今思うとやっす。夜勤7回以上あって、それだけって…。
で、家賃4万円の1DK。
風呂トイレ別、脱衣所ドレッサー付き、駐車場無料、外物置付き、コンロ付き、都市ガス、ガスストーブ付き、各部屋電球付き。
欲しいもの全部詰め込んだような物件で、もちろん幽霊もでません。
田舎で車社会なので、どの物件を探しても大体が駐車場車1台は無料でした。
風呂トイレは絶対別、これは今でも譲れない条件ですが、物件探していると大体が風呂トイレ別。
格段に家賃が安い物件のみユニットバスだったりしましたが、いつ崩れても不思議じゃないようなアパートがほとんど^^
3~4万出せれば大体風呂トイレ別です。
当時、先に一人暮らし始めてた友人が似たような物件で、その友人宅に憧れて私も脱衣所とドレッサー付きがいい!となりこの4万円の物件に決めたのですが。
そりゃ使い勝手はいい。広いし。というか私には広すぎた。
リビングが広かったのと、私の物が少なかったので謎の余った空間が
出来てしまいました。
私が大の字で寝転がっても壁にかすりもしないくらのスペース。
だからといてヨガマット買ってきてストレッチしたりする意識はなかったのでした。
さらに広いせいでテレビが遠くなり、目が悪いのでテレビが見えない。
しかも音も遠い…。でも音を大きくしたらお隣さんに迷惑だから音量上げられないのであんまり聞こえない。
つまり見えないし聞こえないので雰囲気だけ楽しむものになってしまいました^^
なにやってんだ当時の私^^
もっというと、夜勤が多かったし、友人の家にお泊りすること多かったし、実家に猫がいたので実家に帰ることがほとんどだったのでほぼ家にいなかった。
それなのにこんな物件住んで、本当当時の私なにやってんだ^^
つまり私は友人みたいないい物件に住んでるぞアピールするためだけに必要以上のスペックと家賃を払っていたわけです。
いま改めて無駄だったなーと反省。
しかもね、家に人呼ぶの嫌いだったから、招待したのは3回だけだったよ^^
今はあの時よりも物も少ないし、もう少しグレードを落として家賃も抑えられる気がするんだよな~。
次の反省点は洋服、インテリア。
これはもうね、大反省。大道芸のおサルさんより反省。
百均でインテリアグッズ買いあさっては飾ってみたりなんかして、人がくるわけでもないのにね!
センスもないくせに、造花なんかも置いちゃったりして。
これはね、万が一好みの男性を見事におびき寄せられたときのための何かしらのアピール用だったんですけど。
やっぱり人を家にいれるの好きじゃないんで、業者さんしか見てくれてないです。あとは電球取り換えに来てくれた兄。
洋服もまーたくさん買ってましたわな。
流行追っかけちゃって、今は当時の服ほとんどもってません。ってか着れないよ。
トレンカとか今履いてる人いる?あれだよ?足の裏にひっかけるタイプのだよ?野球部でも忍者でもあるまいし。
一時期、もんぺみたいな花柄のズボンもはやりましたよね。それもあった。もう嫌になった。流行怖い。
クローゼットに入りきらなくなってハンガーラック買い足したりしてさ。
そんなに着ないわけ。大反省。
食に関してもそうね、反省点はある。
もう少し自炊すればよかったなって。
結局仕事で家にいないし、外食したり、実家に帰ったりで自炊することが少なかった。
なんかね、コスパ悪いなーって^^
一人分作るだけなのにガス代使って、使った包丁とか洗って、あんまり作らないのに油汚れはでるからコンロ掃除しなきゃいけないし。
なんといっても、食べたらすぐなくなるんですよ…。
なのに掃除はしなきゃいけない、部屋は臭くなる、生ごみ出る…。
…やってられないなって^^
世の一人暮らしして自炊してる人すげーってマジ^^
著者の食生活も書いてあるんですが、こちらもまたすごい。私も野草とか拾って食べたい。大葉好きなんだけど、そこら辺にはえてたりするんだって。
それから簡単スコーンレシピなんかも書いてくれててありがたい。
それからスキンケア用品、メイク用品、必要以上にブランド物買ったり。もちろんその分効果あるんだろうけど、夜勤で不規則生活で荒れまくった体調の私には無意味。
全てが自分に必要以上のものだったんだな~と。
著者は作中で自分にとっての無駄を省いて今の生活になったらしいですが、一方で「愛すべきムダ」という言葉も使っています。
「キッチン用品は使いこなせないものは持たない」を基本としているそうですが、刷毛とふるいはスコーンを作るときにしか使わないけど持つことを良しとしている。
そのスコーンを作る工程で刷毛とふるいを使うことがたまらん、なのだとか。
これを「愛すべきムダ」と呼んでいる。
自分が心地よいと思えるものは、例え代替品や違う方法があっても愛すべきムダとして持っていていい。
結局以前の私の一人暮らしにはその愛すべきムダはく、アホのムダが多かったですがそれもまた経験ですね。
車に関してはまたちょっと違うかな~。
一度車を手放した身としては、私にとってかなり車は必要なもの。
車社会の田舎暮らしでは車がないのはリスクでもあったりするけど、自分の感覚として私には車は必要だと思っている。
だから車を手放すのは今のところ考えてはいない。
維持費はつくけど、それ以上に必要だとも思うから。
それでもローンは払い終わってるから、毎月の保険料とガソリン代くらいかな。
あとは車検に備えてちまちま貯蓄。
おんぼろだから次の車検いくらとられるんだか…恐怖…。
車と猫に関してはもうこれ以上どうにもすることはできないので、もし一人暮らしを再開するなら抑えられるのは家賃だな。もうそれしかない。
とりあえずドレッサーいらんし、脱衣所もいらねえよ。人来ないし。
団地の単身者申し込みも検討。
これはこれで団地なのでご近所付き合いとかがあるけど…。何かしらの会議とか役割もありますもんね。それは仕方ない。
きっとこれからも何度も読み返すであろう本、【年収90万でハッピーライフ】。
最高やで。
一人暮らしする前には、何が必要で何が不必要か見極める判断材料になる。
一人暮らしした後も簡単なレシピとか乗ってるし、生活を見直すのに役立つ。
おすすめです。