独身女性の奇行~猫を添えて~

冴えない独身アラサー女性。一生猫の下僕であることを誓う。

兄と銭湯行ってきた

先日、また兄がインターホン越し詐欺をしてきやがりました。

今回は母がインターホンの受話器とりました。

母「(ガチャ)はい。…はい、…え?〇〇号室の山本さん?…ちょっとお待ちください」

何やら不穏なご様子。

 

母「〇〇号室の山本さんだって…」

私「山本さん?〇〇号室は水上さん(仮名)だけど、本当に山本さんって言ったの?」

母「うん、山本って言ってた…。なんかちょっと変…。いりこ、出てきて

 

母に生贄にされる娘。

まあ何かあっても母は戦えないので私がでるしかないのですが。

もうどうにでもなれと思ってまた確認もせずにバッとドアを開けたらそこにいたのは兄でした。

また兄に騙されたのでした。新居になってからインターホンに受話器みたいなのついてるのでそれで遊びたい様子の兄。まだ坊やだからさ。

 

本題。

兄「いりこ、銭湯連れてってほしいんだって?」

 

数日前に「コンタクトつけて運転して銭湯行ってコンタクト外して風呂入ってまたコンタクトつけて運転して帰るのだり~。兄、連れてってくれないかな?」と母に話したのを、母が兄に言ったみたいです。

 

兄「コンタクトつけて帰るんじゃだめなの?」

私「つけて外してってやるのが面倒なの。1dayだし」

兄「ぷぷー!いりこ、1dayだからって1回外したらもう付けちゃダメってわけじゃないんだよ?」

 

そんなことお前に言われんでも分かってるわボケェ!!

視力2.5のマサイ族は黙っとけや!!お前の目玉ほじくりだして塩もみして臭みとった後口に含んでコロコロしたろかい!?

銭湯は夜行きたいのに1日中つけた1dayのコンタクトを1回外してまたつけるとかいやだろ!

お前は1日中履いたパンツをお風呂あがりもはくのか!!!!

これだから視力いいやつは!!!!

お前が老眼になった時覚えとけよ…!!!!

近くの物が見えにくくなって遠ざけようとしたその時!!!私は必ず遠ざけるのを阻止してやるからな…!

そして「見えにくいか?小僧…。それが視力悪いものの世界だ。とくと味わうが良い…。貴様の老眼鏡は全て破壊した。そして貴様が遠ざけようとするもの全てを阻止する!ハーハッハッハァ!!!」って高笑いしてやるからなぁ!!!!

今思い出しても腹立つから次あったら噛みついてやるわ腹立つぅ…。

しかしその時の私は冷静だったので「それはわかってるけど、嫌なの!」と言っておきました。カワイイ妹でよかったね、ぷん!!(33歳独身女性無職

 

そして兄は数日後の土曜日18時過ぎに銭湯に連れて行ってくれるのでした^^優しいね^^

久しぶりの銭湯に高鳴る鼓動。相変わらず床暖があっちっちな銭湯だぜ!

各々の脱衣場へ向かう際に兄が一言、「いりこ、風呂で寝るなよ」と言い颯爽と男湯に入っていきました。

寝ません^^

 

今回はサウナにもチラっと入ってきました。

兄はサウナ―なのでよく一人でサウナに入りに行っているそうです。

サウナに7分くらい入って、水風呂に入ってを繰り返して、整う。らしいです。

整う、とは…?

サウナに関して良く聞く言葉ですが、『整う』とは果たして一体…。体験したことないので想像できません。

今までサウナが苦手で銭湯に来ても入ったことなかったんですが、今回は入ってみることに。

ドアを開けたとたんに襲い来る熱気!!小籠包ってこんな気持ちなのかな。

熱気をこらえて中を見渡すと、座るところの最上階にインリン・オブ・ジョイトイ座りをしたラスボス二人がいらっしゃったのでした…。

え、えらいもん見てもうた…!

新参者に対する股間威嚇だったのかもしれません。

スッと視線を逸らし、座れるところがないかもう一度見渡すと、2段目の端に中ボスらしき人が座ってしました。

私は…入ってすぐの最下層に座ることしかできませんでした。

多分、ラスボスたちは「ククク…奴は我らの中でも最弱…」と思っていたに違いありません。

背後に物凄い威圧感を感じながらも、兄と「2分はサウナに入る」という約束をしていたためじっと耐える。

おや?意外と大丈夫かも!

子どもの頃は暑すぎて息もできなくて、それ以来サウナが苦手でしたが今回はいけそう!

備え付けのテレビを見ながら五分経過。まだいけそう!

しかしこの銭湯、飲み物持ち込み禁止なためこれ以上頑張っても脱水になりそうなので5分でリタイアすることに。

水風呂に入ってみると息が「ひっ…ひっ…」となるのは何故なんでしょうね?赤ちゃんに息を吹きかけると「ひっ…ひっ…」となる感じです。私は数年前、強風の向かい風の時なりました。

水風呂に入るとそんな感じになります。

なのでそそくさと水風呂もリタイア。

 

女湯から出るとすでに兄が食堂的なところでご飯食べてました。

私「サウナ5分入って水風呂も入った」

兄「5分かい!何セット?」

私「1セット。いや~整ったわ~」

兄「嘘つけ!」

そういって兄は私に食べていた唐揚げを一つくれようとしましたが、「持ち帰りで買うから大丈夫だよ」と丁重に断り、マッサージチェアに向かうのでした。

100円と200円のマッサージチェアがありましたが、ここは贅沢に200円!!

きもち~~~!

少しするとご飯を食べ終えた兄がやってきて、「気持ちいい?俺もやろ~っと!隣に座っちゃお☆」と隣のマッサージチェアに座りました。

普段は100円の方ばかりだったらしいですが、今回初めて200円の方に座り「結構違うな。気持ちいわ」と言っていました。かわいい。

先に終わった私はなんの躊躇もなく兄を置き去りにし、持ち帰り用の唐揚げを購入。

マッサージが終わった兄と合流しさっさと帰るのでした^^

 

気持ちよかったな~!是非また行きたいですな。

一つモヤモヤしたのが、外にあるジェットバス(4つのみ)の二つを若い女の子二人がずっと独占していたことです。

ずっと話し込んでいてジェットにも当たらず、ただ場所だけつかってずっと話していました。他の客は残りの2つを空いたら入るって感じでした。

配慮に欠ける行動だな~。聞き耳立てて大した話してなかったら声をかけようかなと思ってたら、職場で理不尽なことされてるって重めの話してたので声かけられなかったです…。

いま友達に話すことで心のデトックスになってるなら…私が場所を空ければいいだけ…。

これ以上聞き耳立てる方がマナー違反なのでさっさと出ると、入れ替わりで女性が入っていきました。待ってたっぽい。

私が入浴してから出るまでずっといたので、1時間以上そこで話してたんだと思います。

せめて、彼女が少しでも元気になってればいいんですけど。

そんなこんなで銭湯行ってきた日記でした。

 

ちなみになんですが、下の記事でも書いたのですが私はUSJに行ったお土産で兄にグリフィンドールのTシャツを買ったんですね。

nekonoiriko.hatenablog.com

この日、兄がそのTシャツを着てきました。

あれから4年経ってますが、まだ来てくれています。

深い赤色のTシャツだったのですが、洗濯したり古くなったりでピンクになってました^^

私「まだそれ着てくれてたんだね!」

兄「あれ?これいりこが買ってくれたんだっけ?」

記憶の改ざんがみられました。

ちょっと悲しかったです。

 

終わり。